なぜ多読?
今の英語力から自分のペースで進められる
その人にレベルに合わせた本から始めることができます。また、自分の好きな時間で自分のペースで進められます。
読書を楽しむことで気楽に長時間続けられる
英語が上達するには継続することが大切です。多読学習は語数を記録するので目標を明確にしやすく続けやすいのが特長です。また、「このレベルの本が読めるようになった」と進歩をハッキリ感じられるためモチベーションを維持することが容易です。
リスニングやライティング、英会話も上達
多読を中心に英語に取り組むことで自然とリスニングも上達します。これは英語がわかるようになるからです。学生時代に国語が得意だったという人は間違いなくたくさん本を読んでいます。英語も同じで多読をすることによってライティング、英会話も上達します。
どのくらい読めば良い?
100万語
英語脳の基礎が出来上がります。必要な時間は毎日3時間の読書で約2ヶ月、毎日1時間なら約半年です。次の100万語は読書スピードが上がっているのでもっと短時間で達成できます。
300万語
易しめのペパーバック(Harry Potter 第1巻レベル)が読めるようになります。また、英語字幕でドラマや映画を楽しめるようになります。
1000万語
より深く英語を理解できるようになります。大学生や社会人はここを目標にするといいでしょう。
3000万語
ネイティブ並みの英語力が身につきます。元ジャパンタイムズ編集局長の伊藤サムさんは新人記者への特訓として身長の2倍の読書(約3000万語)を課していました。
多読の3原則
1.辞書は引かない(辞書を引かずに楽しめるものを読む)
2.わからないところをは飛ばす(わかるところをつなげて読む)
3.つまらなければやめる(自分が面白いと思う本を選んで読む)
具体的、効果的な多読の方法
・ 簡単な本から始めて日本語を介さない英語脳を作っていきます。
・ 中学3年以上はYL(読みやすさレベル)0.3から始めます。
・ 理解度7~9割程度で読み進めましょう。100%では逆に効率が落ちるそうです。(英語多読法 (小学館101新書)より)
・ 再読(同じ本を再度読む)も語数にカウントしてかまいません。
もっと多読のことを知るには
以下のウェブサイトや本をご覧ください。
ウェブサイト
本
英語多読法 (小学館101新書) ← オススメ
英語多読完全ブックガイド
多読だけやっていればいい?
多読だけやっていれば英語は身につくのでしょうか?
英語多読法 (小学館101新書)の中で著者の古川氏は「多読6割、単語1割、文法1割、会話や作文に2割が最も効率のよい英語学習法なのではないか」と提案しています。
単語は DUO 3.0、文法は English Grammar in Use
をおすすめします。英会話はオンライン英会話レアジョブがオススメですがある程度の多読を実施した後に挑戦した方がより効果的でしょう。
最初の300万語無料プラン
すべての本を自分で買い揃えるととても高額な費用が必要となります。そこでこのサイトでは誰でも無料で気兼ねなく多読に取り組めるように無料eブックを難易度別にまとめています。
掲載内容を変更する場合がありますので自分で読書記録をつけるようにしてください。
Oxford Owl の eブックを多数紹介していますので会員登録方法もご案内しています。
0 – 3万語
3万語 – 10万語
10万語 – 25万語
25万語 – 50万語
50万語 – 100万語
100万語 – 300万語
300万語を超えればほとんどの本を読めるようになっているハズです。好きな本を好きなだけ読んで1000万語を目指しましょう。